ポーセラーツのレッスンで
インストラクターコースの方は
後半からは上絵の具を使った
様々な課題にトライしますよね。
この時に初めて上絵の具を扱う方も
多いと思いますが、
教えてくださる講師の方も
『ポーセラーツの講師になるまで
上絵の具を扱った事が無い』
先生が多くいらっしゃるのでは
ないでしょうか?
今日は講師の方も
インストラクターコース受講中の方も
フリーレッスンで絵付けを体験してみたい方にも
きっと
⭐️お役に立てる⭐️
内容だと思いますので
是非是非最後までお読みくださいませ❤️
上絵の具って、
多分初めて扱った方は
“ちょっとハードルが高い”
って思われるかもしれません😅
お教室に入って、
『今日から絵の具の課題です』
って目の前に並べられたボトルを見たら
『え?何これ?粉⁉️』
って、びっくりしますよね💧
絵の具の素材については
色によって混色出来ないもの、
焼成温度もそれぞれの色に
“適温”
がありますが、
その辺りの話はまた後日という事で、
今日は作った絵の具が
“大量に余った時”
に捨てちゃうんですか?について、
今回は
“E111 水溶性メディウム”
“E183水溶性メディウムソルベント”
“E204水溶性メディウム遅乾性”
で溶いた上絵の具は
“実は保存出来るんですよ”
て言うお話です♡
インストラクターコースの上絵の具
最初の課題は
“色見本を作る”
事ですが、
スポンジングって
案外沢山絵の具を使いますよね。
でも初めてだと
『どのくらい作ればいいの?』
って、
わからないですよねー💧
足りなければ
作り足せば良いけど、
余っちゃう事もしばしば。
『ま、もう使わないから
捨てちゃう。
でもこんなに余っちゃってなんだか
もったいないなぁ』
って思いません?
でもね。
『余っても取っておけるんだよ』
ってわかったら
嬉しくないですか?(笑笑)
そうなんです。
⭐️取っておけるんですよ⭐️
むしろ私は
敢えて大量に作って
保存しております♡
保存はこんな風に。
一色ずつ
コンテナに入れて
取っておいてます😃
どんな風に保存するのか
ちょっと説明しますねー🙋
保存する絵の具の溶き方
【速乾性の場合】
1. E111水溶性メディウム
上絵の具を溶く
(練り辛子状)
2. E183水溶性メディウム
ソルベントを適量加える
(上絵の具に対し10%程)
3. 少し緩めのマヨネーズ
状態にする
4.密閉性のあるコンテナに
詰めて保存する
*****
【E204 水溶性メディウム
遅乾性の場合】
1. 上絵の具を水溶性メディウム
遅乾性で溶く
(マヨネーズくらいの固さ)
2. 密閉性のあるコンテナに
入れて保存する
以上です❣️
『えー?なーんだ❣️
そんなに簡単だったのね〜』
って思いました?
そうなんですよー😆👏
びっくりでしょ⁉️
そして私は
ダイソーで買った
3段の透明な引き出しに入れています。
なんとコレが
⭐️ぴったり20色⭐️
入るんです♡
入れているコンテナは
↑↑↑↑↑
ネイルのグリッターを入れたりするコンテナ。
簡単ですよね♪
で、ですね。
注意点もあります。
そんなに大変な事ではないけど
やっぱり長期保存すると
“絵の具とオイルが分離”
して、
少し白っぽくなったり
乾いた様な状態になったりします。
でも。
『安心してください。
戻せます😄』
オイルが分離してるのは
“オイルが多すぎる時”
なので、使う時に
パレットに出したら
パレットナイフでよく混ぜて
必要なだけ絵の具を足します。
乾いた様な状態なのは
速乾性メディウムで溶いた
上絵の具の時ですが、
パレットに出してから
E111水溶性メディウムを
1滴足してください。
様子を見て
最良の状態になるまで
少しずつメディウムを足します。
保管する時は
E183 水溶性メディウムソルベントは
“少し多め”
の方が乾燥し難くなります。
どちらのメディウムも水溶性なので
お水が混じると
乾燥します。
そこだけ要注意❣️
あとはご自分で
わかりやすい方法で
保管してください。
遅乾性メディウムって
なんの時に使うの?
って思いましたか?
スポンジングの時には
とーっても扱いやすいですよ。
ただ、
ポーセラーツの課題で
ステンシル技法を使う
課題の時には
速乾性メディウムの方が
向いています。
後からステンシルシートを
剥がすときに
絵の具が乾いてないと
難しいし、
スクラッチもしますよね。
なので遅乾性メディウムは
白磁全体に
ムラなくスポンジングする
時におススメです❤️
ということで、
皆様のポーセラーツや
絵付けの課題に
少しでもこのお話が
お役に立てれば
幸いです✨✨✨
ではまた🙋
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