1回焼成はテクニックが必要です。

先日描いた野バラのプレート。

昨日、金彩を施し
先程お窯から出したばかりです。

野バラの絵は1回焼成で描いたもの。



1度の絵付けで陰影を着けています。

実はこれって、
結構なテクニックが必要です。
1度絵を描いた上に更に色を乗せるので
強く筆で描いてしまうと
下の絵具を拭ってしまうからです。

力を入れずに尚且つ色を乗せる。
経験値を上げていかないと
思うように行きません。

彩色チャイナでも
第2ステージの課題でも
1回目の課題であるスミレで
この大きな山場を迎えます。
しかも色を重ねる範囲が広い‼️



ここまで描いた後に
更に色を乗せるのです。

一発勝負で乗せないと
全部描き直しになります😱💦💦


彩色チャイナは
私が普段使うオイルではなく
専用の速乾性のバルサムと
テレピン油で描きます。


私が使用しているメディウムよりも
はるかに乾きが早く
直ぐに色を重ねられますが
筆で何度も擦ることが出来ません。
ソレをやると
絵の具がヨレます。


ステージ1でも
何度か出てきた重ねのテクニックが
ここで最大限に発揮します。


重ねのテクニックが身につくと
ワンファイヤーの絵付けも
お手の物になりますし
色々なモチーフを描く上でも
焼成回数を減らすことが 
できるようになります。


ぜひ沢山練習して
加減を体で覚えてくださいね。


本日もブログをご覧いただき
ありがとうございました😊



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