彩色チャイナでアレンジいろいろ♬

8月から彩色チャイナの第二ステージを
指導させていただく予定でおります。


後日またその件については
改めて詳しい情報をお伝えする予定ですが、
その前に

第一課題のアレンジ課題として
何点かご紹介したいと思います。


まずは
中級最後の課題である
ロイヤリティーズバードを
ティーポットに描いた作品。





ピンクのウロコ模様はフリーハンドで
1回で描いています。
簡単なので是非トライしてみてください。


また、ポットの正面に
別バージョンの鳥を描いています。




そして裏面に課題の鳥を。






どちらを正面に配置するかはお好みで❤️


蓋の部分。





ポット本体と連動するような流れで
ウロコを描いています
つまみ部分にはフリーハンドで
花びらを金彩で描いています。
ウロコ、金彩ともすべてフリーハンドです。



。。



一見手の込んだ作品のように見えますが
彩色チャイナはアウトライン転写紙で
あらかじめ線描きがされているので
実際にはそれほど難しくはありません。


間隔を開けずに月に1〜2回のペースで
レッスン出来れば
半年後にはこのような作品を
ご自分で描くことが出来るようになります。


出来るようになることが
ちゃんと見える形で目の前にあると
目標になりますし、
モチベーションもあがりますね❣️


そして、
お教室で皆さんが苦戦される事の多い
『アポニーの花』


一色で色を均一に塗るって
実はとても難易度が高い。
どうしても筆跡が残ってしまい
均一に上手く塗ることができずに苦戦します。


課題ではグリーンを履修しますが
こちらは別カラーで、6色あります。
綺麗ですよー✨




色によって絵の具のマテリアルが違うため
描きやすい色とそうでない色があります。


均一な色の着け方の基本は
『重ねること』

しかし焼いていないお皿の絵の具の上から
再度色を重ねるのって
ちょっと難易度は上がります。


彩色チャイナの第二課題では
1番目〜3番目の課題で
広い範囲に色を重ねる練習がありますが
こちらの方がより重ねの範囲は広いので
とても良い練習になりますね。





最後はマルチカラーのアポニー。
カラフルなのですがどことなく
中国っぽい雰囲気の色に仕上がります。

細身の花瓶、一輪挿しなどに描くと
洋でも和でもしっくりくる
ステキな作品になりそうですね。


一色塗りの色の着け方は
基本の重ねの他にも違う描き方があります。
どちらの方が描きやすいかは
描く人の筆圧や絵の具の溶き具合でも
違ってきますので
とても勉強になる課題です。


最後に。


上級最初の課題である
ビクトリアンバタフライ。


1回目の色がどのくらいなのか
わかるようにお見本を描きました。





だいたいこのくらい色が入っていると
2回目の彩色の時には
思い切って色を入れることが出来るので
良いのではないでしょうか?


この課題もお花のモクモクの
グラデーションの難易度が高いのと
作る色の数が多いので
2時間半程度の時間しか無い時には
おススメしません💦


出来ればこの課題は
お時間に余裕のある時に
スタートしてください。


また、本番のお皿にいきなり描くと
上手くいかない時に泣きを見ます(笑)


アトリエセランでは
本番に入る前に別のお皿で
十分に練習してから描いていただくように
指導させていただいております。


以上、今日はちょっと長くなりましたが
彩色チャイナは
ストロークの練習はもちろんのこと
絵の具の混色のアレンジもとても勉強になりますので
ご興味のある方には
是非レッスンを受けていただきたいカリキュラムです。


随時トライアルレッスンも受け付けておりますので
お気軽にお問い合わせくださいね。


本日もブログをご覧いただきありがうございました。


【7月のスケジュール】

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