気持ちに寄り添いたい

先日、いつもお世話になっているエステサロンで
帰り際にロビーで一緒になった方が
1年前に可愛がっていた愛犬の
ポメラニアンを亡くされたお話を伺いました。


お子様のいらっしゃらないその方は
愛犬を我が子のように大切にしていたので
1年経った今でも悲しみから立ち直れず
愛犬が大好きだったぬいぐるみを
抱いたり撫でたりしているそうで


その気持ちが胸に刺さり
私も思わず涙。。。


スタッフさんも巻き込んで
皆さんのわんちゃん達の
思い出を語る時間になりました。


家に帰ってからもずっと
その方の悲しい気持ちが忘れられなくて
そのままの気持ちを
お皿に描いてみました。





モデルは我が家の愛犬のふわたん。




私が子供の頃から実家にはいつも
飼っている犬がいたけれど


どの子も決して幸せだっとは言えず
どちらかと言うと
可哀想な飼い方をしてしまっていました。


私の中にある後悔や懺悔の気持ちは
今も消えることが無く
絵を描くことで自分の慰めになったり
お弔いになればと思い続けています。


今回はそんな想いも含めて
同じような気持ちを持っている方へ
少しでも癒しや慰めになれば良いなと思い
見る側の解釈に委ねるスタイルの
絵にしてみました。




大好きなママを思って
安心している寝顔と受け取る方


もう二度と目を開けてはくれないけれど
これまでの幸せだった時間を抱いて
虹の橋を渡った愛しい我が子の
最後の姿


どう受け止めてくださるかは
この絵を見てくださった方次第です。


ところでこの絵の縁飾りは
丸筆のストローク練習にぴったり‼️


穂先の長〜い線描き筆で描いています。
筆の圧のコントロールの練習に最適です。

それから盛りの練習にも。



最初に鉛筆で簡単に枠だけを描き
一旦スポンジングします。


スクラッチで大体のラインを入れておき
ここで焼成します。


焼成したらスクラッチした下書きに
フリーハンドでラインを描いて行きます。


描きながらバランスを見て
ラインを足して行きます。

なのでスクラッチは少なめに
最小限しか入れておきません。


その後盛りを入れれば完成です。
こちらはまだ焼成前なので
盛りに艶が無いですけど
焼成後には艶が出ます。


今回は陶画舎の
パールレリーフパウダーを使用。
私はこのレリーフパウダーが好きで
使用頻度が高いです。


また同じく陶画舎の
レリーフオイルも併せて使っています。
匂いがキツイので
苦手な方もいらっしゃると思います。


しかし、盛りについては
水性のメディウムだと
プリっと盛るのが難しいですね。
定着力も水性はちょっと弱いので


どうしても匂いが辛いと言う方は
油性のバルサムの方が
いくらかマシかと思います。


長くなりましたが
本日もブログをご覧いただき
ありがとうございました。


【8月のスケジュール】

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